先生になりたい方へ

先生を目指す貴方へ

幼児教育にかかわる仕事は素晴らしい経験のできる職業です。先生とは、子どもが人として生きていく上で最も大切な幼児期を一緒に過ごし、好奇心旺盛な時期に力強く育っていく姿を見守ることのできる職業です。幼稚園・認定こども園の中には子ども達の笑顔が溢れ、そういった環境の中で保育をすることができる、すばらしい仕事です。

子ども達はとても素直で、たくさんの事を吸収し、それぞれが様々な個性を持っています。先生を目指そうとするあなたと一緒なのです。自分の得意分野を生かし、様々な工夫をしながら保育をしていきます。
また、それぞれの園には建学の精神というものがあり、その精神に則り、子どもと共に生活するなかで、あなた自身が人間的に成長していくことができる場所なのです。

そして、先生は、保護者の次に子ども達の心の拠りどころとなる存在です。子ども達は不安や寂しさを持ったとき、そばにいて気持ちに寄り添ってくれる先生の存在に安心します。喜びや達成感に共感してくれる先生がいればこそ、自己肯定感も育っていきます。そういった一つひとつが、そして、大好きな子どもへのあなたの情熱と愛情が、子ども達が人間らしく心豊かに成長することに繋がっていくのです。そんな毎日の積み重ねが、きっとあなたの大きな生きがいとやりがいになっていくことでしょう。

ことぶき幼稚園 千空先生

私は幼稚園に勤務して4 年目になります。個性豊かな多くの子どもたちと共に、慌ただしくも楽しい日々を過ごしています。園生活の中のふとした瞬間や様々な活動の場面で、子どもたちの笑顔や成長を見て、この仕事ならではの責任や喜びを感じています。私が幼稚園教諭を目指した理由は、母園であることぶき幼稚園の先生に小さい頃から憧れていたからです。その先生は困ったことがあると、笑顔で「大丈夫だよ」と、いつも優しく寄り添ってくれました。温かく受け止めてくれる先生のような人になりたいという思いを持っていました。これからも先輩方から多くの事を学び、大好きだった先生を目標にし、自分らしさを発揮しながら頑張っていきます。また、保護者の皆様と連携し、子どもたちの個性や思いを大切にしながら、ことぶき幼稚園ならではの『のびのび保育』に取り組んでいきたいと思います。

めぐみ幼稚園 友里加先生

私は、幼稚園に勤めて4年目になります。子どもが好きで子どもの成長に携わる仕事がしたいと思い、幼稚園に就職を決めました。毎日の保育やたくさんの行事の中で、子どもたちの一生懸命な姿や昨日できなかったことが今日できるようになる、そんな成長を身近に感じることができます。大変なこともありますが、幼稚園の先生になってよかった!と思える瞬間です。就職したばかりの頃は、分からないこともありましたが、一緒に働く先輩方が教えてくれました。1年目、できなかったことが、今は自信を持ってできるようになり、私自身も喜びを感じながら目標を持って働いています。幼稚園の先生には、魅力とやりがいがあります。私はこれからも子どもたちの笑顔を大切に子どもたちに寄り添える先生になりたいと思います。

なぎさ幼稚園 拓門先生

なぎさ幼稚園に就職し約1年半が経ちました。私はクラスの担任ではなく、年長補助として毎日保育に携わっています。
担任とは違う目線で子どもたちを見ることで気付くことも多々あります。幼稚園では重い物や大きな物の運搬など力仕事も少なくありません。そういう時は率先して動くよう心がけています。その他に、在園児を含め、卒園生の小学生を対象に行われる積木・算数教室も担当させてもらっています。幼稚園は基本女性の職場で働きにくいのでは?と就職前は不安もありましたが、全くそんなことはありませんでした。先輩の先生方は親切でとてもわかりやすく指導や助言をしてくれますし、事務の先生やバスの運転手など男性の職員もおり、とても働きやすい環境です。今は幼稚園に就職して本当に良かったと思っています。

白蓮幼稚園 とよみ先生

私の勤務する園では運動会や発表会をはじめ、すもう大会や体力記録会など様々な行事で一年を彩ります。行事を通して、子どもたちと最後までやり遂げようと共に頑張ること、やり遂げた達成感を味わうことが出来、子どもの成長を見守れる仕事が出来てよかったと感じます。一見大変なイメージがあるかもしれませんが、職員間で協力をしながら仕事をする為、すべての仕事を一人で背負う訳ではありません。忙しいと感じる時もありますが、やりがいを感じ日々充実しています。一人でも多くの子どもが笑顔で過ごすことのできるよう、仕事に携わってもらえる方が増えると嬉しいです。

カトリック海星幼稚園 尚隆先生

就職して2年目です。楽しく充実した日々を送っています。子どもたちの成長はとても早く驚かされることばかりです。子どもたちと関わる仕事の中で頑張る子どもたちの姿を見て学び、子どもに成長させてもらっているなと感じる毎日です。休日は大好きなサッカーをしたり、大分トリニータの練習や試合を見に行ったりします。大分で開催される試合はもちろん、県外の試合も予定が合えば参戦しています。サッカーをすることや大分トリニータは生きていくうえで欠かせない存在で、仕事に対してのやりがいにもなっています。サッカーの面白さに出会ったのは、幼稚園のサッカー教室がきっかけでした。幼児期は、人生の土台となる時期なんだなぁとしみじみと感じます。自分自身が毎日を楽しんで生きることは、子どもたちにとっても大切なことだと信じて、頑張っています!

明照幼稚園 明子先生

私は幼稚園教諭として働きながら三人の子どもを育てています。
子育てをしながら幼稚園教諭の仕事をすることは大変なこともありますが、私は我が子だけではなく、多くの子どもに触れ合うことが生きがいになっています。自分自身が出産・子育てを経験することによって、保護者の抱えている問題や悩みが痛いほどわかるようになり、また園児との関わり方も自身の子育ての経験を活かすことができます。復職し、今働きながら思うことは「やっぱり保育の仕事はいいな」ということです。人と人とのご縁や、季節や行事を子どもたちと楽しむことなど、人としての豊
かさを幼稚園教諭というお仕事を通じて学ぶことができ、改めて幼稚園教諭というお仕事ができてよかったなと思っています。

先生になるには

免許が必要です。

幼稚園の先生になるためには、文部科学省認定の「幼稚園教諭免許」を取得することが必要です。
また、認定こども園で働く為には保育士資格も必要です。(現状はどちらか取得していれば可)その他保育支援員資格(数時間の講習受講で取得可能)があれば働く事ができる園もあります。

子どもが好きですか?

まず、第一は子どもが好きなことが大切です。毎日子どもと接することが仕事ですので、「子どもが好きで、好きでたまらない人」それに「人前でも大きな声で話せる人」「明朗活発な人」でしょう。

教諭の免状

高等学校を卒業後、短期大学・大学の教育学部・幼児教育学部・保育科などに進学して「幼稚園教諭」の免許を取得して下さい。現在は、男女ともに採用しますので、男性の方も歓迎です。

専門的学習の修得

幼稚園の先生は、子どもが最初に接する「先生」です。幼い子ども達の指導者として、子どもに接するために心身共に健全で優れ、ピアノ・スポーツ・一般教養・幼児教育の専門的学習を修得する必要があります。幼稚園の先生になるための学習は、将来ご自分のお子様を育てる上で、幼児心理や子どもの病気についてなど必要なことを学習しますので、大切な学問であり、大人になるための常識も身につけます。

臨時採用もあります。

「幼稚園教諭」の資格を取得されていますと、将来的にも幼児教育関連の仕事に就く必須でもあります。多くの幼稚園では、ある程度の年齢の方でも臨時採用などを行っています。

お問合せは各園まで

各幼稚園の採用人員や時期は、まちまちです。ご希望の幼稚園に直接お問い合わせ下さい。